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Cresson 2024年10月

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今月のおすすめ本

ツレヅレハナコの
からだ整え丼

ツレヅレハナコ 著
Gakken 1,650円(税込)

ツレヅレハナコのからだ整え丼 腸活&むくみ改善&ダイエットに!たんぱく質、ビタミン、食物繊維、炭水化物をバランスよく、おいしく手軽にとれる丼レシピ。年齢とともに体の変化を感じる方に、食生活を変えたい方におすすめです。

〈書店より一言〉

“仕込みおき”とワンプレートで、作るの楽!おいしい!体にもいい!の一石三鳥です。

(藤森悦子)

真面目なままで少しだけゆるく
生きてみることにした

Ryota 著
青春出版社 1,848円(税込)

真面目なままで少しだけゆるく生きてみることにした いいことなはずの「真面目さ」がいつの間にかあなたを縛っているとしたら…?自分で自分を消耗させるのはやめにして、自分に少しだけやさしく生きてみませんか?登録者数19万人突破!のYouTube「ココヨワチャンネル」の人気カウンセラーの最新刊!

〈書店より一言〉

真面目さを真面目なまま緩める。生きづらくなった時に楽になるお助け本です。

(藤生裕子)

おひとりさま日和
ささやかな転機

大崎 梢 岸本 葉子 坂井 希久子
咲沢 くれは 新津 きよみ 松村 比呂美 著
双葉文庫 770円(税込)

おひとりさま日和ささやかな転機 いつでも人生は始められる。「それぞれのおひとりさま模様に共感し、元気をもらった」と大評判だった前作を受け、同じ作家陣が「人生の再スタート」をテーマに新たに紡いだ珠玉の短編集。シリーズ累計10万部突破!

〈書店より一言〉

いろいろあっておひとりさま、まだまだ楽しいことあるよ!と、心が温まります。

(藤生裕子)

ツミデミック

一穂 ミチ 著
光文社 1,870円(税込)

ツミデミック 第171回直木賞受賞作。夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、話しかけてきた女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った――。鮮烈なる“犯罪”小説集。渦中の人間の有様を描き取った、心震える全6話。

〈書店より一言〉

これはコロナ禍で見えてしまった人間の本当の姿?不思議で悪夢のような短編集。

(藤森悦子)

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ことばのしおり

赤まんま


   散歩をしていて、思いがけず見つけた赤まんま。住宅地の側溝の、コンクリートの隙間から、三本も四本も伸びていた。こんなに固くて、こんなに狭い隙間から、よくぞ、まあ…。

   何年ぶりだろう、子どものころは、赤まんまを摘んで、赤いちいさい実をしごいて、おままごとのお赤飯にして遊んだものだった。

   好きな句に、「法隆寺までのこの道赤まんま」という坪内稔典さんの句がある。大和路なら、土の道に野菊がゆれ、赤まんまもあちこちにという風景、不思議には思わないのだが……。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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