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Cresson 2022年11月

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プレゼント応募受付は終了させていただきました。ありがとうございました。

今月のおすすめ本

老人ホテル


原田 ひ香 著
光文社 1,760円(税込)

老人ホテル 生活保護を受給する大家族で育った日村天使は、キャバ嬢時代に知り合った投資家の綾小路光子と再会。古びたビジネスホテルにひっそりと暮らす光子の指南で、極貧人生から抜け出そうと、生きるノウハウを学ぶことに。


〈書店より一言〉

家族全員が働かない環境で育った主人公・天使。自分はそうなるまいと必死で学ぶ。

(降籏いち子)

知りたいことがぜんぶわかる!
つみたてNISA&
iDeCoの超基本

酒井 富士子 著
Gakken 1,590円(税込)

知りたいことがぜんぶわかる! つみたてNISA&iDeCoの超基本 人生100年時代を見据え、ますます長期、積立、分散投資という流れは拡大していくことが予想されます。そこで、つみたてNISAとiDeCoの基礎知識から、手続きの流れ、得をするテクニック、商品選びまで徹底解説!


〈書店より一言〉

会話形式とかわいいイラストで、複雑な仕組みや知りたいことが楽しく学べます。

(中沢木綿子)

見るだけでわかる!
認知症が進まない話し方

吉田 勝明 著
青春出版社 1,595円(税込)

見るだけでわかる! 認知症が進まない話し方 【10刷出来の『認知症が進まない話し方があった』の実践イラスト版、発売!】高齢者病棟で30年以上勤務した医師がたどり着いた「認知症の進行を遅らせる話し方」を、イラスト満載で、やさしく説明します。日常の様々なシーンで使える話し方を240以上紹介!


〈書店より一言〉

話し方を工夫するコツがとても分かりやすく、読んですぐ使える実例がうれしい一冊。

(名和真理子)

駅の名は夜明
軌道春秋II

髙田 郁 著
双葉文庫 792円(税込)

駅の名は夜明 軌道春秋II わが子を失った夫婦、いじめに苦悩する少女、妻の介護に疲れ死に場所を求める老夫婦、絶縁した父の余命を聞き故郷に戻る青年…。鉄道を舞台にした感動の家族ドラマの最新作。時代小説の名手が贈る家族の再生を描く九つの物語。




〈書店より一言〉

つらく悲しい物語の中にも救いがあって、そっと背中を押されるような一冊です。

(村上友子)

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ことばのしおり

小腹(こばら)


   帰り際に「小腹がすいたら食べて」と手渡されたお菓子。「小腹」は使ったことがなかったが、すぐわかった、「ちょっとお腹(なか)が空いたらたべて」という優しい心遣いだった。「空(す)きっ腹(ぱら)」ほどではないが、でも、ちょっとお腹がすく、あの感じが「小腹」。

   そういえば、「茶腹(ちゃばら)も一時(いっとき)」、そんなことばもあった。ご飯はまだだし、おやつはないし、しょうがない、お茶一杯飲んでごまかしておくか、そんな感じだった。

   若者には「別腹(べつばら)」がある。食事は食事でしっかり食べて、あとはデザートと楽しんでいる。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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