日本人のしきたり
飯倉 晴武 編著 青春出版社
667円+税
なぜ節分に豆をまくのか?厄年の本来の意味は?進物に水引をかける理由は?年中行事から冠婚葬祭、贈答まで、今に残るしきたりの由来と意味をわかりやすく紹介。日本人が大切にしてきた“知恵と心”を感じ取れる一冊。
〈書店より一言〉
節分や厄年など、意外と知らない日本の伝統行事やしきたりの由来が分かります。
(新海直美)
山猫珈琲 上巻
湊 かなえ 著 双葉社
1,200円+税
「山」と「猫」と「珈琲(コーヒー)」を愛する著者による、朝日新聞・日経新聞・神戸新聞などの連載をまとめた、デビュー10周年を記念する初エッセイ集。同郷のポルノグラフィティの楽曲『Aokage』をイメージした掌編小説も収録!下巻1月下旬発売。
〈書店より一言〉
湊さんの小説を読んだことがなくても楽しいです。小説も読んでみたくなります。
(藤森悦子)
三毛猫ホームズの証言台
赤川 次郎 著 光文社
900円+税
ある殺人事件の証言から始まった物語は、新たな悲劇を招く……。運命を変えたのは、疑惑の証言?彼らの出会い?過去の因縁と複雑な人間関係が絡み合う難事件に、片山とホームズが挑む!大人気シリーズ第51弾!!
〈書店より一言〉
大人気の三毛猫シリーズ51作目。挿絵の猫のイラストがとてもかわいいです!
(藤森悦子)
タニア式
台所しごとがシンプルになるルール
門倉 多仁亜 著 学研プラス
1,200円+税
人気料理研究家タニア(多仁亜)さんが、ドイツの母や祖父母から受け継いだ、シンプルライフを送るための極意を紹介。難しく考えなくても、ちょっとしたルールがあれば、毎日の料理も、ぐんと楽になる!
〈書店より一言〉
毎日の台所しごとをもっと簡単に、楽しくするためのルールやレシピが満載です。
(新海直美)
どんど焼き
どんど焼きの朝、地域の子どもたちの声がはじけ、家から家に正月飾りを集めては、広いグラウンドに積み上げていく。
いよいよ点火。大人には茶碗酒もでるし、書き初めを持ってくる子もいる。長い棒の先に餅をつるし、幼い子の手を引いてくる人もいる。赤々と炎は燃え、上昇する熱気。その熱を、手に受けて、体にもポンポン、今年一年無病息災でありますように。
でも私に、子どもの頃のどんど焼きの記憶がない。町暮らしだったせいなのか?お江戸八百八町は大火をおそれ、どんど焼きに高さ制限があったというが…。
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。