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Cresson 2021年4月

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今月のおすすめ本

蔦重の教え

車 浮代 著
双葉社 文庫判781円(税込)


蔦重の教え 「おめえに教えてやるよ。人生の勘どころってやつを」。歌麿や写楽を世に出した江戸時代の天才プロデューサー「蔦重」こと蔦屋重三郎のもとで、「成功の本質」ひいては「人生の極意」を学んでいく、感動のエンタメ小説!


〈書店より一言〉

「蔦重の教え」は時代を超えて現代に通じる。「人生は知恵比べ」って、面白い。

(藤生裕子)

相続地獄
残った家族が困らない終活入門

森永 卓郎 著
光文社 836円(税込)

相続地獄 残った家族が困らない終活入門 父の死後に直面した相続にまつわる意外な落とし穴。自らの実体験を踏まえ、基本的な事柄や見落としがちな事例を挙げて、その対応策を紹介!自分も、家族も守るために今から始めたい、森永流「相続の教科書」。発売即3刷。


〈書店より一言〉

「親の死を悲しんでばかりじゃいられんな、こりゃ」と思わせる一冊。相続は大変。

(藤森悦子)

なぜ僕らは働くのか

池上 彰 監修
学研 1,650円(税込)

なぜ僕らは働くのか 累計44万部突破!仕事とお金、AI時代の働き方、やりたいことの見つけ方、人生100年の幸せな生き方…。“生きる”“働く”の本質を、マンガと図解で伝える。進級・入学・新生活の贈り物にぴったり。


〈書店より一言〉

将来について考え始める子どもたち、仕事に悩む人たちに、伝えたい本です。

(藤生裕子)

色鉛筆で描く
風景画のすごい!ぬり絵

野村 重存 著
青春出版社 1,980円(税込)

色鉛筆で描く 風景画のすごい!ぬり絵 色鉛筆12色セットだけで楽しめる風景画のぬり絵本!人気テレビ番組で水彩画の先生としておなじみの著者による解説で、誰でもプロ並みの絵に仕上げることができます。日本各地や世界各国さまざまな景色を楽しく彩りながら、旅行気分を味わえる一冊です。


〈書店より一言〉

お手本見ながら下絵を塗れば、少々絵の苦手な方でも美しい風景画が描けますよ。

(藤森悦子)

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ことばのしおり

緑のジュウタン


   早春の庭に、美しい緑のジュウタン。近づけば、雑草のご機嫌な緑に、白い可憐(かれん)な花。冬の庭のあちこちにわずかに生き残っていた雑草が、明るい春に、いち早く反応し、伸びやかな緑をぐいぐい茂らせていた。

   昨年の春もそうだった。雪が少なく楽だ楽だ、雪かきもほんの二、三回、それも軽々と。喜んでいたのは人間ばかりではなかった。雑草も楽々と冬を越し、春の光とともにぐんぐん伸びて、美しい緑のジュウタンに成長していた。

   さてこれから、申し訳ないけれども、雑草退治がはじまる。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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