カンタン服でいくわ
~銀さんの春夏秋冬~
銀粉蝶 著
双葉社 1,600円+税
おしゃれでハイセンスな女優・銀粉蝶さんの私服を密着撮影!コム・デ・ギャルソン、へインズT、ドクターマーチンなどの偏愛アイテムも紹介。流行にとらわれないファッションの楽しみ方とは?美の秘訣(ひけつ)も公開です!
〈書店より一言〉
女優コーデと思っていたらマネできそうな着こなしがたくさん。姿勢が良いんだな、銀さんは。
(宮澤由利子)
銀の夜
角田 光代 著
光文社 1,600円+税
著者待望の長編小説、最新刊。夫の浮気を見過ごしてきた「ちづる」。できなかったことを娘に託す「麻友美」。母親の呪縛から逃れられない「伊都子」。かつて少女バンドでデビューした3人が、35歳となって新たな決意をする。
〈書店より一言〉
生活環境が変わっても会えば15歳に戻ってしまう女友達。
きっと誰かに共感できます。
(宮澤由利子)
めくって学べる
きかいのしくみ図鑑
小峯 龍男 監修
学研 1,980円+税
12万部突破!「トイレの水はどうして流れるの?」「自動販売機の中はどうなっているの?」ふだん見たりさわったりしている機械や道具のしくみをしかけイラストを使って解説する図鑑です。乗り物のページもあり、この1冊で子どもたちの素朴な疑問がスッキリ解決!
〈書店より一言〉
大人も「ほほぉ」って思っちゃう。めくる楽しさも満載の、プレゼント一押し本です。
(宮澤由利子)
愛の倫理
「自分を生ききる」ということ
瀬戸内 寂聴 著
青春出版社 1,320円+税
1968年刊行のベストセラー『愛の倫理』を新装復刊!「女の生き方」「幸福についての考え」などを通し、「女として自由と幸福を得るために、自分をどう生ききるか」という女性が抱える愛の悩みや問題を、いまなお色褪(あ)せない言葉で綴(つづ)った一冊。
〈書店より一言〉
なんと52年前の刊行。例に出てくるのは昔の方ですが、古びない内容はさすが寂聴さん。
(宮澤由利子)
プチそうじ
十二月は一年一度の大そうじ。これがなかなか大変で、大そうじと思うだけで気が重くなる。
今年、思いついたのがプチそうじ。まずはジュータン、掃除機の能力をフル回転させて、ていねいにやってみた。これがまあ、美しいこと。鮮やかな青にほれぼれ。幸せ気分になったところで、今日のプチそうじは終了。
十一月半ばぐらいから、プチ、プチ。今日は額(がく)の裏側のホコリ、明日は台所。窓ガラスも早めにすませば、まだ太陽のぬくもりが暖かい。さて、次は、お風呂そうじに、落葉かき。
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。