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Cresson 2020年5月

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今月のおすすめ本

日本人の9割が知らずに使っている
日本語

岩田 亮子 著 青春出版社
1,000円+税


日本人の9割が知らずに使っている 浅草は「あさくさ」と読むのに、なぜ浅草寺は「せんそうじ」なのか?…本書では、日本語講師である著者が、外国人がよく疑問に思う日本語を紹介。その複雑さや奥深さを知ることができ、あらためて「日本語っておもしろい!」と思える一冊です。



〈書店より一言〉

日常的に使っている言葉本来の意味を知ることで今後の言葉選びに変化が起こる!

(関口美希)

おっさんずLOVEだらけの
日本史

山本 博文 監修 双葉社
1,400円+税


おっさんずLOVEだらけの 信長も政宗も、一休さんも。日本史を振り返れば、男同士の恋愛や性的関係、「男色」は一般的なもので、政略結婚が多い男女間の愛情より強いとされていた。ビジネスから命がけの恋模様まで。日本史の隠れた側面である男色の歴史をひもとく!


〈書店より一言〉

抑えられない思いは、時代も性別も超える。濃厚な絆の数々をご堪能あれ。

(市田優子)

すぐめし献立

nozomi 著 光文社
1,300円+税


すぐめし献立 15〜20分以内で3品を完成。すぐできて、すぐ食べられる“すぐめし献立”。『つくおき』でブームを生んだ著者がたどり着いた、無駄なく美味しいメインおかずと、サブおかず2品の「スピードごはん3品」レシピを紹介。毎日悩まずに済みます!


〈書店より一言〉

家に帰って15分で3品できあがり。すぐに作ってすぐ食べられるシンプルレシピ。

(村上友子)

Mizukiの今どき和食

Mizuki 著 学研
1,200円+税


ぬり絵で季節の絵手紙 一番食卓になじむ和食を、より簡単・時短・節約になるようなレシピで紹介。人気ブロガーとして活躍する著者初の和食本。だしはとらなくてもOK!下茹ではレンジで!など今どきの調理法で、忙しい人でもしっかりおいしい和食が作れる。


〈書店より一言〉

健康だけじゃなく美容にもいいと注目されている和食が簡単に作れちゃいます。

(中沢木綿子)

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ことばのしおり

土にあずける


   伝統野菜の夕顔を育て、かんぴょうを作るお仲間がいる。リーダーの方の口癖が「土にあずける」。

   耕して種をまく、私ならそう言うところを、「土にあずける」というのだ。畑のものは、人の努力だけじゃ出来ない、やっぱり大地の力、土に敬意を抱いてこそ農業だよ、そんな真摯(しんし)な思いが伝わってくる。

   「土にあずけた」種が芽をだし、苗に育ったら、広い畑に定植し、再び「土にあずける」。やがて夕顔はみごとに育つ。大きな夕顔を収穫して、細くむいたら、今度は太陽にあずけ、かんぴょうに。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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