スープジャーでつくる
100円ランチ
松尾 みゆき 著 青春出版社
1,181円+税
スープジャーの高い保温力を活用すれば、食材を切って、入れておくだけで調理完了。これなら、忙しい朝でもお弁当作りが簡単に!たった100円で、いつでも、どこでも、ほかほかのランチが楽しめます。
〈書店より一言〉
切って入れるだけ!この1冊で話題のスープジャーが使いこなせること間違いなし!
炭水化物が人類を滅ぼす
糖質制限からみた生命の科学
夏井 睦 著 光文社
880円+税
炭水化物は必須栄養素ではない!糖質制限ブームの陰の火付け役で、「糖質を要求するのは体ではなく心である」と断言するドクター夏井が、文明発祥から農耕の起源、人類の未来にまで大胆に迫る。男女を問わず大反響!
〈書店より一言〉
注目の糖質を切り口に、生命科学にまで及ぶ仮説を展開する過程は、圧巻の一言!
疾風ロンド
東野 圭吾 著 実業之日本社
648円+税
生物兵器を雪山に埋めた犯人からの手掛かりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真。ラスト1ページまで気が抜けない娯楽快作。「いきなり文庫」の大ヒットミステリー『白銀ジャック』から3年、まさかの文庫書き下ろし!
〈書店より一言〉
まさに「疾風」のようなスピード感!ラストまで気の抜けないミステリー・エンタメ作。
ふるさと銀河線
軌道春秋
髙田 郁 著 双葉社
600円+税
難の中で真の生き方を追い求める人々の姿を、美しい列車の風景を織りこみながら描く。ベストセラー「みをつくし料理帖」シリーズ、『銀二貫』の著者が、初めて現代の家族をテーマにした感動の短編集。
〈書店より一言〉
人々の温かいまなざし、優しさ—。明日はきっと!そんな気持ちになれる短編集。
今月のナビゲーターは、平安堂長野店/佐々木紀行さんです。
雪化粧(ゆきげしょう)
寒さの冬はただがまん。そう思いながら、もう一度会いたい雪景色がある。「山も野原も綿帽子かぶり」では積もりすぎ。たださっとひと刷毛、薄化粧としか言いようのない初冬の雪景色。
「それは今年一番という寒い朝だった。夜の間に細かな雪が降り、町が、木々も家々も、清楚に淡い雪化粧。日はキラキラと輝き、空は抜けるように青かった。
「白いものがちらちらすれば、悪いものが降る、寒いものが降ると口々にののしりて」と嘆いた一茶には申し訳ないのだが、雪化粧はほれぼれと美しかった。
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などのかたわら、信越放送ラジオ「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーをつとめる。