体にいいつもりが逆効果!
やってはいけない「食べ合わせ」
白鳥 早奈英 著 青春出版社
1,100円+税
〈玄米+コンニャク〉〈枝豆+チーズ〉〈甘エビ+イクラ〉…体にいいつもりでも、その食べ方では栄養素がムダになる!「何を食べるか」ではなく 「何と食べるか」という栄養素の相乗効果で、本当に健康になる食べ方新常識。
〈書店より一言〉
普段の食事で、栄養効果までは気にしないもの。食べ合わせって大事ですね。
(吉沢美紀)
島耕作の農業論
弘兼 憲史 著 光文社
740円+税
国民的漫画の主人公・島耕作とともに、TPPで揺れ動く日本の農業の「現在」を知る入門書。サントリー社長・新浪剛史氏との「農業立国」対談も収録。補助金、農協…と問題点や課題にも触れ、今後の進むべき道を提示する。
〈書店より一言〉
TPP問題が白熱している今、農業をもう1回考えてみるのはどうだろう。
(田切稔子)
晴れてよし、降ってよし、
いまを生きる
~京都佛光寺の八行標語~
佛光寺 著 学研
1,400円+税
京都佛光寺の門前に、毎月掲示されているたった八行の標語が、「心にしみる」と大きな反響を呼んでいる。ツイッターなどでも拡散され日本中に広がった共感の輪を、美しい写真とともに1冊の本にまとめた。
〈書店より一言〉
疲れた心に効く、優しい言葉の数々が、あなたをそっと癒やしてくれるはず。
(田中敏之)
イタリア人はピッツァ一切れでも盛り上がれる
ローマ発 人生を100%楽しむ生き方
田島 麻美 著 双葉社
1,400円+税
国の経済状態は最悪。なのに、彼らが明るく逞(たくま)しく生きていけるのはなぜ?ローマに居座って15年の著者が、イタリア人の暮らしをスケッチし、その人生哲学を紹介!お金がなくても、地元や家族、自分を愛し、幸せに生きる方法。
〈書店より一言〉
人生において何が大切か教えてくれる一冊。これを読めばあなたもイタリア人!?
(田中はるな)
念仏踊り
お盆の念仏踊りに、阿南町和合(わごう)にお呼ばれしたことがある。
くねくねと行く山の中、暮らしている人もそう多くはない村に、何百年も、途絶えることなく伝えられている念仏踊り。けっこう難しい踊りで、大きな太鼓を抱えて踊る人も、長い棒をもって踊る人も、跳(は)ね飛ぶ動きはむずかしそう。
未来へつないでいけるのだろうかと思っていたら、小さな男の子がじつに上手に跳ねている。まだ小学校へ上がっていないらしい。
「うまくなったなあ、去年より格段だ」、うれしそうなお年寄りの声が聞こえてきた。
明るい夜だった。
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。