「もうもたない…」
折れそうでも大丈夫
鹿目 将至 著
青春出版社 1,375円(税込)
誰もが不安を抱える時代。仕事、健康、人間関係、子育てなどに自信を持てる人は少ないのではないでしょうか。本書では、コンビニに行くにも5分迷うという“カタツムリ精神科医”が、自ら実践中の不安な時代を少しでもラクに生きられる考え方と習慣を初公開!
〈書店より一言〉
日々考え事が山盛りの皆さま必読! 精神科医直伝の、ラクに生きるコツが学べます。
(勝部直美)
ほろよい読書
織守 きょうや 坂井 希久子
額賀 澪 原田 ひ香 柚木 麻子 著
双葉社 715円(税込)
今日も一日よく頑張った自分に、ごほうびの一杯を。今をときめく5名の作家が「お酒」にまつわる人間ドラマを描いた、心うるおす短編小説集。(双葉文庫オリジナル)
〈書店より一言〉
お酒がテーマの短編集。「五一ブランデーVO」で造った梅酒も登場。どの話も酔える。
(清水末子)
名画で読み解く
プロイセン王家 12の物語
中野 京子 著
光文社 1,078円(税込)
【累計36万部超を誇る人気シリーズ最新刊】群雄割拠を経て、19世紀にヨーロッパの礎を築いた“ドイツ帝国”。肖像画などの名画とともに、教科書では分からない、知られざる217年間の歴史と人間ドラマに迫る。続々重版となり、4刷!
〈書店より一言〉
各時代の名画が語る王家の栄光と挫折の人間ドラマは、教科書で学べない面白さ。
(町田佳世子)
なぜ僕らは働くのか
池上 彰 監修
学研 1,650円(税込)
2020~21年上半期最も売れている児童書!※「生きる」「働く」の大事なことをマンガと図解で伝える。今ならLINEでの応募者全員に図書カード300円分を贈るキャンペーンを実施中! ※2020年1月~21年6月 日販オープンネットワークWIN調べ
〈書店より一言〉
「働く」をテーマに、子供には未来の予習として。大人が読んでも学びが多い一冊。
(荘田恵)
スズメのお宿
公園の入り口に大きなケヤキがある。秋の剪定(せんてい)がきつく、刈り込まれた姿は哀れなのだが、春になるとぐんぐん緑の葉を茂らせて、枝も見えないほど大きなグリーンのボールになる。
よくがんばったと思うこの木。夕暮れにな ると、スズメが盛大に集まり、チュンチュン、チュン。100羽ほどもいるのだろうか。密生した葉にガードされて、一羽も見えない。にぎやかなさえずりだけがあふれてくる。
でも日が落ちると、瞬時に静寂の世界に。スズメのお宿は竹藪(やぶ)と思っていたが、このケヤキ、スズメのお宿なのだろうか。
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。