ひざを閉じれば腰痛・肩こりはよくなる!
片平 悦子 著 青春出版社
1,000円+税
腰痛・肩こりの原因は、腰や肩ではなくひざにあった! ひざを正しい位置で使えば、体のバランスが整い、痛みやこりがよくなるのです。4度のぎっくり腰を克服した人気整体師が「不調を根本から断ち切る方法を伝授します。
〈書店より一言〉
思い当たることばかりなのは私だけ? 姿勢良く膝を閉じて座らないと!
(吉澤美紀)
我慢ならない女
桂 望実 著 光文社
1,400円+税
作家という業(ごう)、女という性(さが)を抱える樺山ひろ江。全身全霊で作品に挑む、彼女の心の叫びは、哀しい、苦しい、そんな平凡な言葉では足りない。―『嫌な女』で大注目の著者が、宿命にもがく女を描く、渾身(こんしん)の書き下ろし長編!
〈書店より一言〉
物語だけでなく、それを生み出す作家に思いをはせることって意外となかったなぁ…。
(田中はるな)
探偵が腕貫を外すとき
腕貫探偵、巡回中
西澤 保彦 著 実業之日本社
1,200円+税
腕貫(うでぬき)着用、神出鬼没な謎の公務員探偵が、市民の悩みや事件を鮮やかに解明!そしてついに女子大生ユリエと……!?おなじみ刑事コンビも登場、今日も櫃洗市(ひつあらいし)は大騒ぎ!絶好調「腕貫探偵」シリーズ待望の新作短編集!
〈書店より一言〉
腕貫探偵、待望の新刊! 短編ならではの読みやすさとスピード感が良。
(田中敏之)
女ふたり原付で東日本縦断して
水曜どうでしょう祭に行ってきた!
カワサキ カオリ作 双葉社
1,000円+税
本放送が終了してなお多くの熱狂的ファンを持つバラエティ番組「水曜どうでしょう」。昨年9月に北海道で行われたファンイベントに、“どうでしょうバカ”の女性漫画家とアシスタントが原付バイクで東京から駆けつけた!その道中とビッグイベントの高揚感を描いたコミックエッセイ。
〈書店より一言〉
バイク初心者で浦和→北海道へ行きますか? 番組愛でこんなことをした二人がすごい。
(田切稔子)
シャボン玉
春風に似あうシャボン玉…。風に乗り、虹色に輝きながら、いくつも、いくつも、高く、低く、遠く。パチッと割れたときのなんとも残念な…。
子供のころ、石けんを溶かして自分でシャボン玉を作った。でも、売っているもののように、虹のような七色に輝いてはくれなかった。まるで色のないガラス玉。「松ヤニを入れるんだよ」と教わったけれど、庭のない町暮らし、松の木はどこにあるのだろう。
今も、小さな子が真剣な目をしてシャボン玉を飛ばすたびに、小さな昔の夢を思いだす。
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。