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Cresson 2020年3月

本のプレゼント

プレゼント応募受付は終了させていただきました。ありがとうございました。

今月のおすすめ本

SCS
ストーカー犯罪対策室(上)(下)

五十嵐 貴久 著 光文社(光文社文庫)
各720円+税


SCS ストーカー対策専門チーム〝SCS〟のメンバー・白井有梨。彼女もまた、何者かにストーキングされていた―。ベストセラー小説『リカ』シリーズの著者が再びストーカーの恐ろしさとリアルを描いた、傑作警察ミステリー!



〈書店より一言〉

差出人不明のメールが毎日届くって怖い!犯人は身近にいる?!

(成田直美)

藤井弁当

藤井 恵 著 学研
1,200円+税



藤井弁当 料理研究家の藤井恵さんが考えた「ワンパターン弁当」とは、卵焼き器ひとつでおかず3品を、毎回同じ手順で作ること。日々繰り返して作るうちに、お弁当作りが身についてくる、その作り方とおかずバリエーションを紹介。



〈書店より一言〉

卵焼き器とパターン化で、毎日続くストレスフリーのお弁当作りが続けられる!

(荘田恵)

朝1分! 「顔の骨トレ」で
10歳若くなる!

山本 江示子 著/山本 慎吾 監修
青春出版社 1,360円+税


朝1分! 「顔の骨トレ」で 女性を悩ます「しわ」や「たるみ」の原因は「骨の老化」。顔の骨は体の骨より縮みやすいのです。そこで本書では、整形外科・美容皮膚科が考案した、頭蓋骨を刺激して「体全体の若返り」を促進するトレーニングを紹介。この「顔の骨トレ」を毎朝たった1分続けるだけで、美肌・小顔などうれしい効果がたくさん!



〈書店より一言〉

朝のスキマ時間で、アンチエイジング。頭蓋骨の刺激で、全身の免疫力もアップ。

(町田佳世子)

病院でちゃんとやってよ

小原 周子 著 双葉文庫
690円+税



病院でちゃんとやってよ 35歳の看護師・新菜(にいな)が働くリハビリ病棟には、無理難題を言う患者やその家族が今日もわんさか。にわかに降りかかった介護問題に動揺する家族たちと、共に奮闘する新菜。現役ナースが衝撃のリアリティで描く介護のお仕事小説!






〈書店より一言〉

病院だけでは病気は治せない。現役ナースがリハビリを通してさまざまな家族を描く。

(清水末子)

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ことばのしおり

蛍の光


   昔は卒業式で必ず歌った「蛍の光」。スコットランド民謡の曲に、日本人が別れの歌詞を付けたもの。

   その曲がテレビから流れ、イギリスのEU離脱が決まった欧州議会で、みんな立ち上がり、手をつなぎ、万感の思いをこめて歌っていた。五十年近く一緒にやってきたイギリスが去って行く、惜別の思い、さぞかしと思ったが、スコットランド民謡の歌詞は、素晴らしくも懐かしい友情の日々を歌い上げ、再び出会えた喜びを胸熱く歌うものだった。

   あのテレビの情景は別れではなく、再び会える日を願って、熱く歌っていたのだろうか。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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