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Cresson 2023年9月

本のプレゼント

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今月のおすすめ本

英語の発音は
この15語だけで身につきます!

頼野 えりこ 著
Gakken 1,650円((税込)

英語の発音はこの15語だけで身につきます! たった15語を練習するだけで、英語の基本の発音42音がマスターできてしまう本。本書では、会話でよく使う簡単な英単語をピックアップ。発音を向上させるとともに、よく使うフレーズも練習できる、一石二鳥の一冊です!

〈書店より一言〉

書いてある通りに発音すると、簡単に英語っぽい音が出て、自信につながります。

(藤森悦子)

いくつになっても
「すっぴん美肌」になれるコツ

梅原 美里 著
青春出版社 1,650円((税込)

いくつになっても「すっぴん美肌」になれるコツ スキンケアのアップデートでマイナス5歳肌、復活!本書では、肌が変わり始めたと感じる女性に向けて、ゆっくり年齢を重ねる「スローエイジング」スキンケアを提案。サロンオーナーの知識と技術を盛り込み、肌トラブルのないすっぴん美肌を約束する一冊ができました。

〈書店より一言〉

美肌づくりに手遅れはありません。人生で一番若い今日からしっかり始めましょう。

(藤森悦子)

レトロ喫茶おおどけい

内山 純 著
双葉社(双葉文庫) 770円(税込)

レトロ喫茶おおどけい 昭和レトロな喫茶店には、悩みごとを抱えたお客さんが訪れる。昭和へ巻き戻る大時計と絶品喫茶メニューが、生きづらさを感じるお客さんたちに、前を向く力をくれる。懐かしくてほっとできる、五つのあたたかな物語。

〈書店より一言〉

クリームソーダって、変化を楽しむものだった!懐かしく温かな短編集です。

(藤生裕子)

リカバリー・カバヒコ

青山 美智子 著
光文社 1,760円(税込)

リカバリー・カバヒコ 公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで、“リカバリー・カバヒコ”。誰もが抱く小さな悩みにやさしく寄り添う青山ワールドの真骨頂!

〈書店より一言〉

誰もが抱いていたことがある痛みに、優しく寄り添ってくれるセラピーな物語。

(藤生裕子)

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ことばのしおり

りの


   ナシのおいしい季節、昔は長十郎や二十世紀が身近だったけれども、今は幸水や豊水、めでたい名前の、おいしいナシが、豊かな秋を告げている。

   昔、ナシは「無し」を連想させるから、マイナスイメージをさけて、「有りの実」という呼び方もあった。今でも、ふとした折りに、「有りの実」ということばに出会うけれど、初めに中国渡来の果物に「ナシ」と名付けた人は、気にならなかったのだろうか。

   登呂遺跡に残るというナシのタネ、弥生人はなんと呼んで食べていたのだろう。タネは出土しても、呼び名は聞こえてこない。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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