みそ汁はおかずです
瀬尾 幸子 著 学研
1,300円+税
おみそ汁は作るのも簡単、時間もかからず、何を入れてもおいしい。具だくさんにすれば立派なおかずになるみそ汁ワールドを紹介。20万部突破の国民食レシピ。第5回レシピ本大賞料理部門大賞受賞。
〈書店より一言〉
豆腐とワカメが最強だと思っていましたが、この本でみそ汁の懐の深さに驚きました。
(藤森悦子)
「美しい手」が
すべてを引き寄せる
加藤 由利子 著 青春出版社
1,300円+税
顔より、髪より意外と見られている「手」。しかし手のシワやくすみなど自分の手肌に自信がない人も多いようです。そこで、日本初「手肌の若返り」の専門家として2万人をケアしてきた著者が、7日間でできるハンドケアプログラムを公開!たった1週間で手肌は驚くほどキレイになります。
〈書店より一言〉
この本と出合ったのは、手の甲をやけどした私に天のお告げでしょうか!
(藤生裕子)
夫が知らない家事リスト
野々村 友紀子 著 双葉社
1,300円+税
家の中は「名前のない家事」だらけ!家事を“見える化”するだけで、夫婦関係もうまくいくコツを、2丁拳銃・川谷修士氏の妻であり放送作家の著者が伝授!フットボールアワー・後藤輝基氏との対談も収録。
〈書店より一言〉
これは私の夫宛ての本ですか?「わかる〜」の連続で笑っちゃいます。
(藤生裕子)
廃墟の白墨
遠田 潤子 著 学研
1,600円+税
大阪の片隅、廃墟と化したビルの最上階。集められた男たちが過去を語りはじめる。“白墨”という名の少女の王国だったこのビルの哀(かな)しく凄まじい物語を──。次々に明かされる「秘密」に心ふるえる衝撃ミステリー。
〈書店より一言〉
上質な会話劇。映画でもなくテレビドラマでもなく、舞台化したらいいと思う小説。
(藤森悦子)
秘密会議
近くの公園は子どもの声であふれている。広いグランドには野球の子。ブランコや滑り台や芝草の広場には、小さい子も、大きい子も、走ったり、こいだり、思い思いに躍動する。
そんな中、密(ひそ)かに作戦会議をしている子どもたち。見つからないよう、一段と低い水路の底に、しゃがみ込んだ一団の男の子。周囲に気を配る見張りのような子もいて、秘密の会議は、頭を寄せ合い、ひそやかに燃えている。
たまたま気付いてしまった私は、邪魔にならないよう、そっと姿を消した。
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。