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Cresson 2016年10月

本のプレゼント

プレゼント応募受付は終了させていただきました。ありがとうございました。

今月のおすすめ本

日本一忙しい小児科医が教える
病気にならない子育て術

鈴木 幹啓 著 双葉社
1000円+税

日本一忙しい小児科医が教える病気にならない子育て術 子供の異変はこうやって見分ける!子育ては「おどおどしない」「急がない」「怒らない」。2歳を過ぎるまでテレビを見せてはダメ!延べ50万人の悩める母子を診てきた名医が語る「0歳~11歳」目からウロコの育児術。


〈書店より一言〉

情報過多の現代、その子自身と向き合い、異変に気づくことができるかが大切。

(佐々木紀行)

 
反オカルト論

高橋 昌一郎 著 光文社
740円+税

反オカルト論 占いや六曜といった迷信から霊感商法、祈祷(きとう)治療、STAP事件など多様な姿で「オカルト」は生き続ける。その「罠(わな)」に陥らないための科学的思考法を分かりやすい対話形式で学ぶ。



〈書店より一言〉

実は身近にも存在している「罠」に陥らないための「教養リテラシー」とは?

(佐々木紀行)

大人のぬりえ
SNOOPYとしあわせな日々

チャールズ・M.・シュルツ・クリエイティブ・アソシエイツ 監修 学研
950円+税

大人のぬりえSNOOPYとしあわせな日々 スヌーピーとピーナッツの仲間たちの楽しいぬりえブック。スヌーピーたちの楽しい日々を、好きな画材でぬってみませんか?かわいいイラストがもりだくさんで、プレゼントにぴったりのメッセージカード付き。




〈書店より一言〉

ポストカードやインテリアとしても使える大人のぬりえ。自分だけの1枚を!

(佐々木紀行)

 
引きずらないコツ

和田 秀樹 著 青春出版社
920円+税


引きずらないコツ 不安や心配事、イライラ、他人の言葉…
イヤな感情を抱えた時、感情整理が上手な人はどうしているのか?「つい引きずってしまう」人たちを多く診てきた精神科医が、誰でもできる切り替えのコツを紹介。読むだけで心がスーッとラクになる一冊です。


〈書店より一言〉

悩むことは仕方ないが、苦しんではいけない。思考の柔軟性を身に付けよう。

(佐々木紀行)

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ことばのしおり

栗ごはん


   ようやく秋の気配が深まり、うれしい食欲の季節。月も良し、星もまたキラキラ。

   そんな夕暮れ、友が栗を持ってきてくれた。働き者のご主人の、山の家には栗の木がある。今、採って、今、もどってきたばかりというピカピカの栗。

   母ならば、必ず栗ごはんを作ってくれたものだった。無精な娘はゆで栗にして、包丁で半分に切って、スプーンで食べている。おいしい。

   でも母は、ゆで栗も、せっせと包丁でむいて、丸ごと食べさせてくれたものだった。無性になつかしく、大奮発して、少しだけ作ってみた、母につながる栗ごはんを。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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