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Cresson 2020年9月

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今月のおすすめ本

“隠れ酸欠”から体を守る
横隔膜ほぐし

京谷 達矢 著 青春出版社 1,070円+税


“隠れ酸欠”から体を守る横隔膜ほぐし 長時間のマスク着用、コロナ禍でのストレスで息苦しい…。そんな“隠れ酸欠”になる人が急増中!隠れ酸欠は、体の不調だけではなく免疫力の低下も招く恐れがあります。本書では、“隠れ酸欠”を解消し、体も心も元気になる「横隔膜ほぐし」を紹介!元気に過ごすために“新しい生活習慣”として取り入れてみてください。


〈書店より一言〉

しゃっくりの原因だけじゃない!横隔膜の働きに注目。免疫力を高め、老化も防止。

(町田佳世子)

遥かに届くきみの聲(こえ)

大橋 崇行 著 双葉社
630円+税


遥かに届くきみの聲 第1回双葉文庫ルーキー大賞受賞作『遥かに届くきみの聲(こえ)』。声を失った少年と、朗読に救われた少女の出会いは、やがて感動の舞台へ辿り着く――。声ひとつで世界を変えていく、熱き朗読部の青春小説。







〈書店より一言〉

朗読の奥深さ、多彩さを楽しむことができた。物語に魂が宿る聲(こえ)の力に感動!

(荘田恵)

世界のエリートはなぜ
「美意識」を鍛えるのか?
経営における
「アート」と「サイエンス」

山口 周 著 光文社 760円+税


世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? withコロナという言葉が広がり、「新しい生活様式」が求められるなか、仕事も変化を余儀なくされている。確固たる答えがないなか、新たな働き方を提示した、今読むべきビジネス書として注目を集めている。20万部突破のベストセラー。


〈書店より一言〉

分かれ道で、正しい選択をするために必要なこと。ここにはそれが示されている。

(成田直美)

腸のトリセツ

江田 証 著 学研
1,200円+税





腸のトリセツ 長年腸活に励んできたのに、一向に調子がよくならない…そんなお悩みを解決し、自分のお腹と正しく付き合うためのメソッドをわかりやすく解説した一冊。最新の医学情報に基づいた「新時代の腸活」で、健康な毎日を!


〈書店より一言〉

事件はすべて腸で起きている!最新情報がたっぷりの一冊。まずは腸を正すべし。

(北澤直美)

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ことばのしおり

風神雷神


   風神も雷神も、暴れん坊の人泣かせ。そんなイメージがないでもないが、俵屋宗達が描いた風神雷神は愛嬌(あいきょう)にあふれている。太い眉、まん丸な目、髪は空に向かって突っ立つ。

   雷神は半円を描く九つの太鼓に、両手に構えたバチ。ジャズバンドのドラマーのように、軽快に九つの太鼓を叩きドンドコドンドコ。

   風神もまた愉快そうに、両手ににぎる袋の口をゆるめたり、縮めたり、吹き出す風の勢いを、勇壮にも軽快にも、まるで音楽のように。

   さあ、セッションを楽しむぞという雰囲気なのだ。雷神も風神も。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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