「好き」を貫く
牧野富太郎の言葉
「言葉と植物」編集班 編
青春出版社 1,353円(税込)
日本の植物学の父・牧野富太郎といえば、精巧な植物図が有名だが、実は著作や俳句も有名なのをご存じですか?本書では、その名言・俳句から、「自分の好きなものを大切にして、人生を生ききる」という牧野富太郎の生きざまに触れられます。
〈書店より一言〉
好きなものがあると人は強くなれる。人生夢中になれる何かを持つことが大切と感じた。
(村上友子)
まずはこれ食べて
原田 ひ香 著
双葉社(双葉文庫) 803円(税込)
多忙な日々を送るベンチャー企業の社員たち。そこに雇われたプロの家政婦。彼女の料理は、ささくれだった社員たちの心を優しくほぐしていく――。人生の酸いも甘いもとことん味わう、滋味溢れる連作短編集。
〈書店より一言〉
料理は心まで癒やしてくれる―。そんなほのぼのとしたお話が、意外な方向へと展開。
(降籏いち子)
白ゆき紅ばら
寺地 はるな 著
光文社 1,760円(税込)
行き場のない母子を守る「のばらのいえ」。祐希は、高校卒業と同時にその家を逃げ出したが、十年後、しらゆきちゃん、べにばらちゃんと呼ばれ、幼少のころから一心同体だった紘果を案じて、戻る決意をする――。発売即重版!
〈書店より一言〉
自分の人生を生き抜こうと歩み出す女性たちの姿に、魂が揺さぶられ心が奮い立った。
(名和真理子)
つまぷるで腹ペタ!
みっこ 著
Gakken 1,650円(税込)
なかなか減らないぽっこりお腹は、つまんで揺らせば消える!「つまぷる」はお腹や背中などについた“ぜい肉”を落とす簡単メソッド。スキマ時間にできて続けやすいので、いつの間にかお腹やせが叶います。
〈書店より一言〉
隙間時間にできるのがうれしい!いろいろ試したけれど続かなかった人、オススメです。
(中沢木綿子)
青い田んぼ 黄色い田んぼ
田植えの頃は、一面の水に、小さな苗がそよいでいた。それが、いつのまにか、ぐんぐん伸びて、一面の青々した田んぼに変わっていった。バアバと一緒にお散歩のおさな子は、「
そんなある日、青い田んぼのお隣りに、気がつけば黄色い田んぼが出現。おさな子はびっくり仰天。かわいらしい手で指さしながら、「バアバ、黄色い田んぼ、
大人なら「麦秋」と感動するだろうが、おさな子の「黄色い田んぼ」、すてきだなア。
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。