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Cresson 2014年2月

本のプレゼント

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今月のおすすめ本

トラップ
 
 

相場 英雄 編 双葉社
1,300円+税

トラップ 前作「ナンバー」で活躍した刑事たちが対峙(たいじ)する新たな犯罪。詐欺や横領犯と頭脳戦を展開する警視庁捜査二課を、「震える牛」の著者が圧倒的なリアリティーで描く警察小説の白眉。知能犯を追いつめる刑事たちを濃厚に描いた4編を収録。

〈書店より一言〉

事件が起きて捜査するのではなく、怪しい組織をじりじり追い詰める面白さがある。

(仁科伸一郎)

刑事ドラマ・ミステリーが
よくわかる警察入門
じっぴコンパクト新書(175)

オフィステイクオー 著 実業之日本社
762円+税

人とモメない心理学 百花繚乱(りょうらん)、警察ドラマ。いろんな役職や組織が出てくるけれど、どこまで本当? 本書では、警察組織や部署の役割を、ドラマにならって解説。警察組織を知ることで、より刑事ドラマやミステリードラマが好きになります!


〈書店より一言〉

意外と知らない警察の内情。ドラマを見るのに、あると楽しい知識が満載。

(丸山由美)

はやく名探偵になりたい
 

東川 篤哉 著 光文社
580円+税

幻霙 街いちばんの迷探偵・鵜飼杜夫と身体だけは丈夫な助手・戸村流平が活躍するシリーズ初の短編集。剛力彩芽、玉木宏出演で放送中のテレビ朝日系「金曜ナイトドラマ私の嫌いな探偵」原作シリーズの文庫最新刊!


〈書店より一言〉

本格ミステリーながら実はお笑い要素たっぷり!?ドラマも併せてぜひ、どうぞ。

(伊藤春瀬)

「老けない人」になる
もう一つの習慣

南雲 吉則 著 青春出版社
952円+税

私の嫌いな探偵 「体を温める」「夜のランニング」…実は老化を早めています。では本当に良い習慣とは?テレビでおなじみの南雲先生が「ナグモ式はハードすぎて続きません!」という声に応えて編み出した、始めやすく続けやすい習慣を紹介します。

〈書店より一言〉

男も女も「オヤジ化」する!! 避けるための「続けやすい習慣」をみつけましょう。

(栁澤美千代)

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ことばのしおり

灯明(とうみょう)


   お仏壇にお灯明。子どものころは、見たことのないご先祖さまに捧げた灯(ひ)。今は思い出いっぱいの父母のために、時には語りかけながら、灯をともす。

   ロウソクのほのかな灯はほのかに揺れて、いつの間にか心が落ち着き、安らぎの感覚に包まれていく。その習慣があるせいか、ほのかにゆれる灯(あか)りが好きで、食卓の演出にロウソクをともしてもらうと、それだけで幸せになる。

   主張しない、ひかえめな灯。たくさんの灯が夜の闇を埋め尽くす万灯会もすばらしいが、一本のほのかな灯明に惹(ひ)かれている。

【執筆者プロフィル】
千葉県生まれ、東京教育大卒。東京、沖縄、中国を経て現在長野市在住。長野県カルチャーセンター、八十二文化財団教養講座の講師などや、SBC信越放送のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」のレギュラーを務める。
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